この数週間、京都御苑へ何度か、散歩に出かけてみました。
毎年、京都市内でこの枝垂桜が一番に開花します。
ピンクの細かい花びらが春風に揺れて美しく、先週まで、見物客でこの桜の周りは、びっくりするほどの人盛りでした。
今は、枝垂桜はすっかり緑の葉で覆われて、そのあたりはひっそりとしています。
そして、「出水の小川」の八重桜が満開です。
植物は次々変化を見せて、着実に生きているのだと感じました。
花を咲かせるために、大地に根を張って、土から水を吸い、お日さまからの光をいっぱい取り込めるように青々と葉っぱを茂らせる。
このような目に見えない地道な作業をこつこつと行う。
その蓄えた栄養で冬を凌いで春を待ち、花が咲く。
そして、花が散ると新しい葉が生まれ、また、その作業に取り掛かって翌年の準備をしている。
桜の木を子どもに例えれば、
「見えないようでも成長を繰り返している!
そして、見えない時が大事な時なのだ!」
・・・と改めて気づきました。
人も桜と同じように、自然の法則に従って成長をしていくのですね。
では、子どもの笑顔という花を咲かせるため与えるものは何なのだろう?
健康に育つ食べ物、人間として社会で生きていける生活する力、それを後押しする環境など・・
私達が教室で日頃から提供したいと心がけていることが、子どもの笑顔や幸せという花を咲かせるのですね。
4月から教室の1年がスタートしましたが、保護者様との連携を取りながら、今年もお子様のさらなる成長を信じ、見守っていきたいと思います!!